送水トンネル6.5km・幅3mを120分でスキャン
| 対象 | 送水トンネル |
|---|---|
| 直径 | 3 m |
| 全長 | 6.5 km |
| スキャン時間 | 120分 |
| 精度 | ミリメートルレベル |
| 使用機材 | OmniSLAM R8+ |
幅3m、全長6.5km、120分ですべてをスキャン。直径3メートルの送水トンネルは、わずかな作業余地しか残しません。スキャナーそのものにとっても同じです。
狭い作業空間と、滑らかで低テクスチャな表面を持つこの環境は、モバイルSLAMにとって厳しい条件でした。視覚的特徴が限られているため軌跡推定に用いる幾何的制約が少なく、長く閉じた通路はSLAM追跡と点群一貫性に対し継続的な負荷をかけます。
連続取得の実現
R8+ は6.5km全体をわずか120分で走破し、通過全体を通じて空間データを連続取得しました。結果:明瞭な点群ディテール、完全なトンネル形状、ミリメートル精度。
狭小空間でも高精度
視覚的テクスチャが限られた狭小空間であっても、R8+ は空間の連続性を保ち、全体のトンネル形状から細部の構造ディテールまで、必要な形状を取得します。
日本の水道トンネル・共同溝への応用
日本国内では、上下水道トンネルや共同溝の維持管理において、内部形状の正確な把握が求められています。従来の手法では時間を要していた長大トンネルの全線形状記録を、OmniSLAM R8+ は連続スキャンにより効率化できます。
取得した点群データは、断面形状の経年変化追跡、変状・ひび割れ計測、補修箇所の記録、維持管理台帳の更新に活用可能です。また、国土交通省が推進する下水道施設のストックマネジメントやi-Constructionにも対応した高精度データとして、長寿命化計画の策定に貢献します。
関連製品
本プロジェクトで使用された OmniSLAM R8+ は、狭小空間から広域まで柔軟に対応します。トンネル点検の導入事例はこちらもご参照ください。
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